PROFILE

京都の革工房、京革屋Tunaguの中 宏和と申します。私はサラリーマンとして機械工をしながら2005年くらいから自分が使用するための革小物を趣味で作りはじめ、技術を磨きながら2009年6月に現在のレザークラフトショップ、レザーマニアのオーナーである村川氏に弟子入りし、革の事を学び2009年9月頃に京革屋と言う屋号で革工房を立ち上げました。またその頃からシェリダンスタイルカービングに興味を持ち、やがてシェリダンスタイルから独自のカービングスタイルを確立され、現在もアメリカ、テキサス州でサドル職人として活躍されているデビッド川村氏から図案の描き方やカービング手法を学びながら、自分自身のスタイルを確立出来るよう日々革の仕事に取り組んでいます。また近年は革職人を目指しているスタッフと供に地元、京都府南丹市美山町田歌にある田歌舎と言うレジャー施設の猟師さんから鹿革を譲り受け東京のタンナーで鞣して頂いた鹿革を使ったレザーアイテム作りにも力を入れています。

◎京革屋 TUNAGUの想い


近年、クツやバッグなどで使われる革は、そのほとんどが重金属系薬品の“クロム”を使って作られています。私たちの現代のファッションには不向きな要素もあり、結果として工業的に作りやすく使い勝手の良いクロムなめしが主流になっています。しかしクロムなめし革は温度や湿度などの影響で、人にも自然にも有害でたいへんに危険な六価クロムが革製品から検出されてしまうため、自然界から抽出した植物タンニンを使用しつつクロムなめし革と同じように実用的に使える皮革素材の開発が必要になりました。そして完成したのが、ミモザアカシアの樹皮を精錬し、天然成分である植物タンニンを抽出してなめし剤として使用したラセッテーレザーです。「TUNAGU」は自然に優しい植物タンニンでなめした革を使用して製品作りに取り組んでいます。